【七日】
「巻ノ二でもこんにちは!
もしくは、はじめまして!
星守七日だよ」
【夕輝】
「桐島夕輝です。
今日はよろしくね、七日ちゃん」
【七日】
「こちらこそよろしく、夕輝姉さま!」
【夕輝】
「えっと……今日は何をすればいいんだっけ?」
【七日】
「それはね――」
【吹雪】
「それは、『ひめごとユニオン もーっとH! 巻ノ二 桐島夕輝のマシュマロライフ』の紹介です」
【七日】
「もう、七日の台詞を取らないでよ!」
【吹雪】
「すみません。
夕輝のフォローは私の務めですので」
【七日】
「今日は七日に任せてよ。
司会進行役なんだから」
【吹雪】
「了解しました」
【夕輝】
「じゃあ、早速だけど『ひめごとユニオン もーっとH!』の紹介に移ろっか」
【七日】
「うん! まず、『ひめごとユニオン もーっとH!』ひとつめのコンセプトはこちら!」
【七日】
「『ひめごとユニオン もーっとH!』は、『ひめごとユニオン』のヒロインと結ばれた後の、甘くてエッチな日々をお届けする作品だよ」
【七日】
「恋人同士の関係をしっかりと描くために、クローズアップするヒロインは各巻ひとりずつに絞るんだって。
巻ノ二で描かれるのは、超ナイスバディの幼馴染・夕輝姉さまとの恋人生活!
夕輝姉さまのおっぱいはね、ほんとにすごいんだよ。あれで才蔵兄さまを虜にしたのかな?」
【夕輝】
「そ、そんなんじゃないと思うけど……」
【七日】
「あと『桐島夕輝のマシュマロライフ』っていうサブタイトルもすごいよね! だってもうイメージピッタリなんだもん」
【夕輝】
「えっ!?」
【吹雪】
「同意です。
柔らかそうで甘そうで、夕輝の溢れ出る母性をしっかりと表現できていると思います」
【夕輝】
「えええっ!?」
【七日】
「だよね!
吹雪の同意がもらえたところで、ふたつめのコンセプトを紹介しちゃおうかな」
【七日】
「『ひめごとユニオン』のヒロインは4人!
ということで、このシリーズは全部で4巻構成!」
【七日】
「だけど、各ヒロインに関するストーリーは基本的に独立していて、1巻ごとに単独でも楽しめるようになってるよ」
【七日】
「もちろん、1巻2巻と読み進めていくことで、より面白くなる要素が入っているのはお約束だけどね」
【夕輝】
「巻ノ二でいうと、私と才蔵くんとのお話は完結するけど、七日ちゃんのお話は続いていくって感じかな?」
【七日】
「まだ、あんまり詳しくは言えないんだけど、そういうことだね」
【夕輝】
「完結してるけど、続いてる……か。
巻ノ一と巻ノ二で、七日ちゃんに対する周囲の認識が違ってるのも、その辺と関係してるの?」
【七日】
「それは……ノーコメントかな?」
【吹雪】
「七日さん、ごまかしは良くありません。
私は明確な回答を要求します」
【七日】
「要求されてもダメなものはダーメ!
ほらほら、みっつめのコンセプトの紹介にいっちゃうよ!」
【吹雪】
「これは私の出番ですね」
【七日】
「そういうこと。
あと、はねるちゃんもだね」
【夕輝】
「はねるちゃんもなんだ。
もう……才蔵くんのエッチ」
【七日】
「妬かない妬かない。
今回の恋人はあくまでも夕輝姉さまで、吹雪やはねるちゃんとは一線を画した立ち位置なんだから」
【夕輝】
「それはそうかもしれないけど、やっぱり才蔵くんには私だけを見て欲しいっていうか……」
【七日】
「七日も兄さまのことが好きだから、夕輝姉さまの気持ちもわかるんだけどね……。
とか言いながら、よっつめのコンセプト!」
【七日】
「巻ノ一に続いて、巻ノ二でも七日のエッチシーンがあるのでしたー!」
【夕輝】
「妹の七日ちゃんともしちゃうんだ……。
才蔵くんのエッチ。すけべ。性欲魔人」
【七日】
「ごめんね。
でも、兄さまなりの考えがあってのことみたいだよ」
【吹雪】
「それは、どのような考えなのでしょう?」
【七日】
「それはね……」
【夕輝】
「それは?」
【吹雪】
「それは?」
【七日】
「本編をプレイしてのお楽しみ!」
【七日】
「じゃあ、またねっ!」
【夕輝】
「もう、しょうがないんだから……」
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